このゆるキャラだか萌えキャラだかよくわからない二人は、関所資料館のアイドルを目指す「お杉ちゃんとお玉ちゃん」
特に「お玉ちゃん」は展示の説明をしてくれます。
館内をじっくり見学しているうちに、展示はいよいよ「関所破り」の話へ･･･
意外なことに江戸時代の関所破りは５件しかないんです。
それだけ監視が厳しかったんでしょうね。
そのうちの一人が･･･「お玉ちゃん」！？
江戸に奉公に出たものの、実家恋しさに奉公先を抜け出し、伊豆に向かうものの関所を抜けられるわけも無く、関所周辺の柵を乗り越えようとして柵に絡まって見つかり、磔よりひとつ軽い獄門になったそうです。（
関所こぼれ話「お玉の話」）
お玉ちゃん、死罪になったものの恨んでなくて、今や関所のアイドルを目指す幽霊になって活躍中とか･･･
そういえば足がなかった！！
「お杉ちゃん」の方は、お玉の死罪が江戸で話題になった際、当時伊豆で活躍していた二人組の女芸人「お杉とお玉」と混同されて「関所破りは娘二人組だった！？」と話に尾ひれがついての萌えキャラ化です。
いやいやお杉ちゃん関係ないし、だいたい死罪になった娘さんをマスコットキャラにしていいんかい？とツッコミどころ満載でした。
こちらは平成１７年に完全復元された「箱根関所」
静岡県韮山町の江川文庫（かの江川太郎左衛門の江川家の所蔵資料！）から昭和５８年に発見された「相州御関所御修復出来形帳」（江戸時代末期の解体修理の詳細な報告書）の解読から箱根関所の全貌が明らかになり、その後の発掘調査や資料分析から完全復元に至ったそうです。
当時の様子がシルエット展示されていました。
階段の上にあるのが「遠見番所」
そこまで上がる階段は一部当時の石段が残っているのですが、一段の高さが結構有り、かなりきつい階段です。
ちょっと息が切れた頃に･･･
うわ！見抜かれてる！！
結構辛くなった頃には･･･
うん、ありがとう！
メッセージ見たさに無事登りきりました。
頑張ったご褒美に･･･
「関所茶屋」で「みたらしソフト」をいただきました
濃厚ソフトクリームに、まだ温かく軟らかい団子、上からみたらし醤油タレがかけてあります！
「大好評！ 和風キャラメル味？」ですって。
